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RC住宅はローコストで建てられる?|費用を抑える方法やWPC工法のメリット・デメリットなどを解説

RC住宅はローコストで建てられる?|費用を抑える方法やWPC工法のメリット・デメリットなどを解説

憧れのRC住宅を何とかローコストで建てる方法はないものか」とお悩みの方へ。

一般的にRC住宅は、木造住宅などと比較すると費用がかかる傾向がありますが、ローコストで建てる方法もあります。

今回は、価格を抑えたRC住宅の施工実績が豊富なRC-STANDARDが費用を抑える方法などをくわしく紹介しますので、ぜひ最後までごらんください。

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RC住宅が高い理由|一般的な坪単価は木造住宅の約1.5倍

RC住宅が高い理由|一般的な坪単価は木造住宅の約1.5倍

「RC住宅をローコストで建てたい」場合、相場を知ることが大切です。

ここでは「RC住宅は本当に高いのか」「RC住宅が高い理由」について解説します。

RC住宅の建築費は高い?|木造住宅と比較

国土交通省の建築着工統計調査からRC住宅と木造住宅の建築費用を比較すると以下のようになりました。

【居住専用住宅の建築費坪単価】

RC住宅:約100万円/坪 木造住宅:約68万円

参照元;国土交通省「2023年度建築着工統計調査」

このように、一般的には「RC住宅は木造住宅の約1.5倍費用がかかる」と言えます。

RC住宅の建築費用については以下の記事でもくわしく解説していますのでぜひごらんください。

>RC造住宅の定義や建築費用、メリット・デメリットに関して解説

RC住宅が高い理由

RC住宅が木造住宅より高い理由は、以下のとおりです。

・工期が長い

・地盤改良・基礎工事にコストがかかりがち

・専門の知識や技術が必要になる

一般的にRC住宅は、現場で型枠をはめ、コンクリートを流し込んでつくられ、各階ごとに、配筋→型枠→コンクリート打設という工程を繰り返すので、手間がかかることが工期が長くなる原因の1つです。

また、重量があるRC住宅の安全性を維持するためには、基礎工事が重要で場合によっては地盤改良が必要になるケースもあり、工期が長くなる原因になります。

そして、工期が長くなればその分人件費がかかりますから結果としてRC住宅の建築費用は高くなりがちです。

RC住宅をローコストで建てる方法

RC住宅をローコストで建てる方法

一般的に建築費用が高いとされるRC住宅ですが、以下のような方法により、ローコストで建てられますので参考にしてください。

・コンパクトな住宅にする

・工期を短縮する

・内装費用を抑える

・規格住宅を選ぶ

コンパクトな住宅にする

以下のような工夫により、住宅をコンパクトにすることでコストダウンが可能です。

・延床面積を減らす

・シンプルな構造にする

・間仕切り壁を減らす

ただし、断熱材や耐震設備など住宅の性能に関わる部分について削減すると、「夏は暑くて、冬は寒い」など住み心地の悪い住宅になることがあるので、注意しましょう。

工期を短縮する

RC住宅は、現場打ちが一般的ですが、工場で生産したPCパネルを現場で組み立てるWPC工法を採用することで工期の短縮になります。

上記のように工法を工夫することで工程数・人件費を削減できます。

内装・設備費用を抑える

以下のような方法で内装・設備費用を抑えられます。

・コンクリート打ちっぱなしにする

・フローリング・クロスなど建材の種類を統一する

・水回りを集約する

・設備のグレードを抑える

規格住宅を選ぶ

規格住宅とは、間取り・形状など用意されたプランからお好みのデザインを選んで建てる住宅のことを指します。

規格住宅にすることで、間取りの自由度は低くなりますが、「工期の短縮」「コスト削減」が可能です。

RC住宅の建築費用を抑える方法については、以下の記事でもくわしく紹介していますので参考にしてください。

>鉄筋コンクリート一戸建ての平均的な値段や予算をおさえる方法を解説

RC住宅をローコストで建てる際の注意点

RC住宅をローコストで建てる際の注意点

コスト削減は大事ですが、「安かろう、悪かろう」の住宅になってしまい、後悔することのないように注意する必要があります。

ここでは、RC住宅をローコストで建てる際の注意点について解説します。

住宅性能を維持する

ローコストでRC住宅を建てる際に、以下のような安全性・暮らしやすさに関わる住宅性能について慎重に検討する必要があります。

・耐震性・耐久性

・断熱性・気密性

・遮音性

RC住宅は基本的に上記のような住宅性能が高い建築物ですが、コンクリートは熱伝導率が高い特徴があるので、断熱性を向上させる工夫が必要です。

断熱材の種類、断熱工法などについてはコスト削減よりも、住宅性能の向上を優先するようにしましょう。

予算に余裕をもつ

RC住宅に限りませんがマイホームを建てる際には、家具の買い換えや引っ越し費用など建物の見積もり以外のお金もかかるので予算に余裕を持つようにしましょう。

住宅価格を予算の90%程度に収まるように予算計画を立てるとが大切です。

また、以下のように住宅を建てるには、本体価格以外の費用も発生することを把握しておきましょう。

・本体工事費:70%

・付帯工事費(駐車場・地盤改良費など):20%

・諸費用(登記費用・不動産取得税など):10%

アフターサービスや保証について確認する

ローコストでRC住宅を建てる際には、アフターサービスや保証についても確認しましょう。

長く住み続けるためにもアフターサービスや保証があると、安心です。

優先順位を明確にする

マイホームを建てる際には夢が膨らみますが、すべての要望を叶えるのは難しいので、以下のような項目について優先順位を決めることが大切です。

・価格

・住宅性能

・デザイン

・間取り

・アフターメンテナンスや保証など

信頼できる施工会社を選定する

マイホームを建てる際には、「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」に依頼するのが一般的ですが、以下のようなポイントを踏まえて信頼できる施工会社を選定しましょう。

・施工会社の実績・評判

・担当者が信頼できる

・アフターフォローの充実度

RC-STANDARDは、愛知県と岐阜県を中心に、高品質かつローコストのRC住宅を提供しています。

愛知・岐阜で「ローコストのRC住宅を建てたい!」と考えている方は、ぜひ私たちにご相談ください。

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WPC工法とは?|メリット・デメリットを解説

WPC工法とは?|メリット・デメリットを解説

ローコストでRC住宅を建てる方法として、WPC工法があります。

WPC工法とは、あらかじめ工場で生産されたPCパネル(鉄筋コンクリートパネル)を現場で組み立てる工法のことを指し、工期短縮を見込めます。

そして、WPC工法には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】

・工期短縮が可能

・現場打設よりも耐久性に優れている

・施工品質が安定している

【デメリット】

・規格外に対応しにくい

・施工計画が必要

・接合部分の強度が低い

一般的には、2階建ての場合、建て方開始から完了まで3~4日の工期で完了するので、低コストを実現できますし、PCパネルは現場打ちの2倍の強度があるので安心です。

「規格外に対応しにくい」などのデメリットもありますが、ローコストのRC住宅を建てる際には有効な工法です。

2,000万円台で建てられるRC住宅の間取り実例を紹介

2,000万円台で建てられるRC住宅の間取り実例を紹介

最後に、2,000万円で建てられるRC住宅の間取りの実例を紹介しますので、参考にしてください。

3LDK/合計面積85.06㎡(25.73坪)の間取り

こちらは、合計面積85.06㎡(25.73坪)とコンパクトな2階建てRC住宅の間取りです。

全体的にコンパクトですが、リビング階段にすることで無駄なスペースを減らし、小さくても暮らしやすい住宅を実現しました。

3LDK/合計面積85.06㎡(25.73坪)の間取り

3LDK/合計面積96.58㎡(29.21坪)の間取り

こちらは、合計面積96.58㎡(29.21坪)のRC住宅の間取りです。

「リビングを広くする」「キッチンから見える位置にスタディーコーナーをつくる」などの工夫で家族団らんを楽しめる住宅を実現しました。

3LDK/合計面積96.58㎡(29.21坪)の間取り

RC-STANDARDには、今回紹介しきれなかったプランが他にもありますので、ぜひごらください。

RC-STANDARDのラインナップを見る

まとめ

今回は、ローコストでRC住宅を建てる方法について紹介しました。

建てる際の工法や、間取り、工期の短縮など工夫をすることで、ローコストでもおしゃれで安心して過ごせるRC住宅を建てることは可能です。

今回紹介した情報が、「ローコストで憧れのRC住宅を建てたい」とお考えの方の参考になれば幸いです。

RC-STANDARDは、愛知県と岐阜県を中心に、高品質かつローコストのRC住宅を提供しています。

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